これぞ、「キング・オブ・ケイオス」と呼ばれる、世界最強の証明作。
この世の全ての混沌をブッチ切るユーズドサウンドのジャンキーになれ!
メランコリックでありながらもどこか心苦しいあのメロディー。
心の叫びがそのままのシャウトとなった究極のスクリーム。
混沌と悩乱が産み落とした、酷烈なエモーションを12cmのCDにブチ込めた!
四方八方からの切り口で最狂のケイオス体験できる、これぞまさに傑作。
セカンド・アルバム『イン・ラヴ・アンド・デス』のツアーも、精力的に行った。アメリカでは、マイ・ケミカル・ロマンスをともない、「テイスト・オブ・ケイオス・ツアー」を実施。そしてここ日本にも、ストーリー・オブ・ザ・イヤー、フューネラル・フォー・ア・フレンドを伴い、「テイスト・オブ・ケイオス・ツアー」で来日、このツアーを大成功に導いたことは記憶に新しい。
スクリーモ・シーンの中の代表格と言われる彼らだが、他のバンドとは明らかに一線を画している。シンガー、バート・マクラッケンのキレっぷりは尋常じゃない。彼はとんでもなくカリスマ的なシンガーだ。しかも楽曲は極上のメロディを合わせもっている。この曲の強さ、メロディの強さがザ・ユーズドの最大の強みなのだ。

- 自己紹介をおねがいします。
バート(以下B): 俺はバート。俺は歌も歌うし、アートも作るんだ。
ジェフ(以下J): 俺はベーシストのジェフ。そして、アートを作るバートの隣に座っている。
クィン(以下Q):俺はギターのクィン。俺はダンの隣に座っている。
ダン(以下D):俺はドラムのダン。本当はこのバンドのリーダーは俺なんだ。
- アルバムタイトルARTWORKの意図するところは?
B: 俺たちは、独自のアートを生み出しているアーティストなんだよ。このタイトルを通して、社会がアートに文化的影響を及ぼしていること、そして社会が俺たちを騙して、毒のようなアートを押しつけていることを伝えたかったんだ。
- 非常に衝撃的なアルバム・カヴァーですが、これは誰のアイデアですか?
B:もともと、ジャケに使用された注射針の写真は、カメラマンであり俺たちの友人でもあるエド・カルヴァーが撮ったものなんだ。彼が撮った注射針の写真が良かったんだけど、注射針が腕に刺さっているんだけど、社会がアートの腕にカルチャーを注入しているというメッセージを表現したかった。だから、彼を通してこのアイデアを思いついたんだ。そして、友人のフレディ・マドックスが最終的にデザインをまとめてくれたんだ。
- マット・スクワイアをプロデューサーに起用した理由は?
B: このアルバムを制作し始めるに当たって、新しい方向性に進みたかったんだ。前のマネージメントから離れたばかりだったしね。だから完全に新しい方向性の作品に挑戦したかった。レーベルがマット・スクワイヤーを紹介してくれたんだけど、彼と会ってすぐに意気投合したんだ。昔から友達だったような感覚があったから、一緒に楽に制作できると思ったんだ。マットのプロデューサーとしてのアプローチは、あまり干渉しないし、リラックスしてるし、バンドの邪魔をしないようにするんだ。そういう意味で、俺たちのビジョンを完全に実現させてくれたんだ。アルバム制作に突入するときに、”スクリーモ”というジャンルを破壊しようというアイデアがあったんだ。そして、”gross pop”という新しいジャンルを作ろうと考えていたんだ。マットは、干渉せずに俺たちに自由にやらせてくれてくれるで、そのプロセスを手助けしてくれた。
- デビュー前からのバンドの良き理解者だったジョン・フェルドマンと別れ、今回、プロデューサーにマット・スクワイアを起用した理由は、新しいことをやりたかったからそうですね。これまでの3作品を通して、フェルドマンがユーズドというバンドにもたらした物とは?
B: フェルドマンは細かく指示を出すタイプだし、ワーカホリックなんだ。そして、きっちりしていて正確さを重んじるタイプなんだ。だから彼と作った作品はクリーンで、シャープで、透明感があるほどクリアなサウンドだった。僕らがマットと制作を進める上で、もっとノイジーで、汚いサウンドを作ることが目的だった。
- 新作では、自分達の音楽を「gross pop」=グロテスクなポップと形容しているそうですね。グロテスクと言うと、一般的には多くの人から嫌悪される物ですが、みなさんにとってグロテスクって、どんな概念なんでしょうか?
B: もともと”gross pop”について話し始めたとき、俺たちが大好きなアルバムからこのコンセプトを思いついたんだ。(ニルヴァーナの)「In Eutero」や(ウィーザーの)「Pinkerton」がインスピレーションになったんだよ。ザ・ユーズドの美しくて忘れられないメロディという特徴は残しつつ、音楽的にはもっとダーティで”gross”(キモイ)感じにしたかった。
- 新作のどこをファンにきいてほしいか、ききどころをおしえください。
B: このアルバムは”Blood On My Hands”で勢いよくスタートするんだけど、すごく楽しくて大胆な曲なんだ。コーラスもみんなで合唱したくなるような感じなんだよ。アルバムの冒頭からエキサイティングだし、全く新しいザ・ユーズドの一面が見えると思う。その次に色々なタイプの曲が登場するんだ。その他のハイライトは、2曲目の”Empty With You”。これはザ・ユーズドらしいタイプの曲なんだ。”Born To Quit”は壮大でヘヴィでありながらグルーヴィーな曲なんだ。後は、”Kissing You Goodbye”、”Sold My Soul”、”Watered Down”、”Come Undone”、”The Best Of Me”・・・(笑)。
J:とにかく最初の曲から最後の曲まで、どれもハイライトだね(笑)。
ダン(以下D):そこがいいんだ。どの曲もお互いに個性があるんだけど、アルバムとして全体の流れがいいんだ。そして、それぞれの曲に一貫性があるんだよ。
B: コンセプトが全体的に一貫してるんだ。作品としての流れがいいんだよ。
- 1stシングル「BLOOD ON MY HANDS」のプロモーション・ビデオの監督は誰?
そして、どんなビデオになりますか?
B: “Blood On My Hands”の監督は、またリサ・マンなんだ。彼女は”The Bird And The Worm”、”Pretty Handsome Awkward」のビデオも監督したんだよ。俺たちがビデオのベーシックなコンセプトを思いついたんだ。危険な連続殺人犯がいて、彼は小さなアメリカの街を恐怖に陥れているんだ。設定は70年代くらいなんだよ。俺はその連続殺人犯に取り付かれて、そいつのストーカーになるんだ。そして最終的に俺がその殺人犯を殺してしまって、逮捕されるんだ。そして、そいつが犯した罪を俺が被せられてしまうんだよ。そして俺は死刑を執行されるんだ。それがビデオのコンセプトだったんだ。すごく楽しい撮影だったし、1日で撮影したんだ。クルーも素晴らしかったし、リサ・マンは優れた監督だよ。彼女は、俺たちの伝えたいことを上手く捉えてくれるんだ。
- 日本のツアーはいつくらいになりそうですか?
B: ああ。来年の頭に日本に戻る予定だよ。チェックしろよ!
- 日本のファンにメッセージを
B: 日本にまた行くのが楽しみだし、日本のファンのサポートをすごく感謝してるよ。頑張って日本語の勉強をしてるから、日本に行ったときは話そうぜ!日本に行って、みんなと美味しいメシを食べるのが楽しみだよ。
D: (ジェフに)何か日本で言いなよ。
J: 今はやめておくよ(笑)。最近勉強してないんだ。





